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Author:ことけけ
目指すのはジャンガリアンな生き様。

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93番目のキミ   珈琲屋の人々


93番目のキミ93番目のキミ
(2013/04/18)
山田 悠介

商品詳細を見る


人々の生活を助け、より快適にしてくれる“スマート・ロボット"が発売された。後継機となる「スマロボII」は、“相棒アプリ"をダウンロードすることで驚きの機能を発揮する。大学生・ナリタは驚異のロボットを入手してキャンパスライフを楽しんでいたが、ある姉弟との出会いが、ナリタたちの運命を変えていった――2人は絶望する弟を救えるのか。そしてその先に待ち受ける涙の結末は?

★★★★☆

レビュー
ロクデナシな大学生のナリタがロボットを通じて成長していく話。
設定が面白そうだから読んでみた。
面白くて非常に読みやすい。1日で読んでしまった。
殺伐としていないし、殺人も起きないし、ミステリーも無い。
けど面白い。
これは児童書にしても良いくらい。
唯一気になったのは、主人公の設定。
チャラ男にするならチャラ男オンリーにして欲しかったし、ロボットオタクにするなら引篭もりにするくらいの設定にしてくれないとブレちゃってて違和感を感じる。
まぁ、それでも面白かった。
単行本で買いたいとは思わないけど。







珈琲屋の人々珈琲屋の人々
(2009/01/21)
池永 陽

商品詳細を見る


東京は下町の商店街にある『珈琲屋』。主人の行介はかつて、ある理由から人を殺していた……。心に傷を負った人間たちが、『珈琲屋』で語る様々なドラマを七編収録。情感溢れる筆致が冴える連作集。読み終えると、あなたはきっと熱いコーヒーが飲みたくなる。

★★☆☆☆

レビュー
さびれた商店街の喫茶店を中心にして、商店街+αの人々の問題を浮き彫りにしていく。
設定は面白いんだけど、人物像が薄っぺらく感じてしまう。
主人公にも違和感を感じる。
そもそも、人を殺す必要が有ったのかどうか。
「人を殺した」という非日常性から他の登場人物に対する説得力を得ている反面、人を殺しているという事で読者が主人公に対して感情移入出来ない。
殺さなくても設定次第でもっと掘り下げられそうな感じがするんだけど。
いくつかのエピソードに分かれている短編集の様な構成なので読みやすいんだけど、読み進めるのが億劫になった。




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レビュー | 08:09:23 | トラックバック(0) | コメント(0)
風たちぬ



映画見てきました。

感想は、あぁ、うん、まぁ、そうかなぁ。

http://kazetachinu.jp/



散々世間で騒がれてるから今更説明するまでもないと思うけど、飛行機設計技師の堀越二郎と、小説家堀辰雄の「風たちぬ」をミッスクさせた、物語的アニメーション。

とても繊細だけど物凄くアナログな技法で成立してる。

僕が特に印象的だったのは、舞台がドイツに移った際、画風もガラリと変わる所。


まぁ、そんな解説的な事はメディアでも散々解説されているだろうから、僕の視点で僕の思った事を少し。

まず1つ目は、この映画は万人に受け入れられるものなのかどうか?って事。

主人公は物凄くひたむきで懸命で努力家で、失敗もするが努力は報われ、上司、同僚にも恵まれ、生涯の恋をする。

つまりこの上なく充実してる。

それに心底共感できるなら良い。

でも、僕は何処かでそんなに上手くはいかないよな。って終始冷静に単純に「物語」としてとらえていた。

本当はもっといろんなエピソードを盛り込みたかったんだろうけど、映画という制約上やむを得ずこういうまとめ方になったんだろうとは思うけど。


もう1つ、2人は幸せだったのか?ということ。

主人公の堀越二郎とヒロインの菜穂子は軽井沢で出会って恋に落ちて結婚して死別するんだけど、それはまぁ最初から分かってる事だけど。

悲しい結末、余りにも短い幸せな時間。

でも僕は泣けなかった。

だって、そりゃ幸せだろう。

ネットや携帯などという便利なコミュニケーションツールが無い時代に、出会ってすぐに結婚しようそうしようって思える相手が現れるという事、病で倒れても尚側に寄り添いたいと思える事、例えそれが数年という僅かな時間であったとしても、それがどれだけ充実した幸せな時間だったかは見ていれば分かるから。


あともう1つ。

凄いなって思ったのは、テストパイロット。

何の保証も無い壊れる事前提の飛行機を全開に出来るなんて並みの人間じゃない。

映画では毎回無事に脱出しているけど、本当は何人も死んでるんじゃないの?






「生きねば」っていうサブタイトルがデカデカと書かれているんだけど、それは単純に生存するという意味じゃない。

以前も書いたけど、人生80年とか、定年後に第二の人生をとか、そんな悠長な事は僕は考えてない。

明日死んでしまっても悔いは無い。

そう思える様な生き方をしたい。

映画「風たちぬ」の物語には入り込めなかった。

でも、それが理想であり求めるべきものであるっていう事は分かる。








レビュー | 22:41:04 | トラックバック(0) | コメント(0)
孤高の人 新田次郎



孤高の人〈上〉 (新潮文庫)/新潮社
¥746
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昭和初期、ヒマラヤ征服の夢を秘め、限られた裕福な人々だけのものであった登山界に、社会人登山家としての道を開拓しながら日本アルプスの山々を、ひとり疾風のように踏破していった“単独行の加藤文太郎”。その強烈な意志と個性により、仕事においても独力で道を切り開き、高等小学校卒業の学歴で造船技師にまで昇格した加藤文太郎の、交錯する愛と孤独の青春を描く長編。


孤高の人〈下〉 (新潮文庫)/新潮社

¥746
Amazon.co.jp

いかなる場合でも脱出路を計算に入れた周到な計画のもとに単独行動する文太郎が初めてパーティを組んだのは昭和11年の厳冬であった。家庭をもって山行きをやめようとしていた彼は友人の願いを入れるが、無謀な計画にひきずられ、吹雪の北鎌尾根に消息を断つ。日本登山界に不滅の足跡を遺した文太郎の生涯を通じ“なぜ山に登るのか”の問いに鋭く迫った山岳小説屈指の力作である


★★★☆☆


レビュー

実在の人物を元に描かれる山岳小説。

登山系のメディアでは今でもよく取り上げられる作品で、一度読んでみようかと思った。


僕も山は大抵独りで登っているから共感する感情もあれば、もう少し融通を利かせても。と思う事も。

あまりに超人的であり、時代背景も今とは異なるというのも今ひとつ入り込めない要因かもしれない。

ただ、単独だからこその思いや、パーティを組む事の難しさはひしひしと伝わってくる。


僕が思ったのは、外山技師(上司)が居たからこそ救われていたんじゃないかって事。

いくら単独行であっても、いくら超人的であっても、それを理解し、フォローしてくれる存在が有ってこそ能力を遺憾なく発揮出来たんじゃないかと。







余談

山登りでパーティを組む事の難しさは想像出来る。

ハイキングや、絶対に遭難しない程度の山ならまだしも、有る程度のレベルになると心底信頼出来るパートナーじゃなければ同行する気にならない。

困った状況になった時というのは、ただでさえ自分も一杯一杯なんだから、そこで意思の疎通が図れないというのはもう負担でしかない。


でも、それは何も山登りに限った話じゃないんだよね。

例えば、バイクでツーリング行く時も、僕はやっぱり信頼出来る相手じゃないと苦痛でしかなかった。

みんなで連なって走るのは、我慢する事でしかなかった。

奇跡的な例外も有るけど、バイクツーリングなんて全然自由じゃない。

バンドだってそう。

一緒に練習し、演奏するのに、趣味も考え方もバラバラではまとまった演奏なんか出来やしない。

ただ、バイクもバンドも、何らかのトラブルが生じても死ぬ事は無いし、最悪の場合その場で解散してしまっても問題は無いというだけ(バイクは死ぬけど、それは個人の問題)。


何をやるにしても、寄り集まってもまとまって統率が取れるというのはとても幸せで幸運な事じゃないかと思う。

それは個人的な性格の問題だからではなくて、だっていくら人付き合いが上手くても容易く流されては困るし、かといって頑なに意見を曲げないのも困るし、つまりそういう事を意識しなくてもちゃんと皆が同じ方向を向いていられるというのはとても幸せなんじゃないかって思うんだよね。



レビュー | 20:53:32 | トラックバック(0) | コメント(0)
気分上々 森絵都



気分上々/角川書店(角川グループパブリッシング)
¥1,575
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★★★☆☆


「自分革命」を起こすべく親友との縁を切った女子高生、家系に伝わる理不尽な“掟”に苦悩する有名女優、無銭飲食の罪を着せられた中二男子…、人生、単純じゃない。だからこんなに面白い。独特のユーモアと、心にしみる切なさ。森絵都の魅力をすべて凝縮した、多彩な9つの物語。



レビュー

森絵都の短編集。

1Q84の3冊目がタイミング良く借りれなかった時に、たまたま目に付いたので読んでみた。

一部文庫のアンソロジーに載っていた作品も有る。

どれも森絵都らしい。

読みやすくて、読後感も悪くない。

ただ読みやすい分、強く印象に残らない。

しいて言えば、アンソロジーに載っていたバーで口説く話が良かったかな。

男女それぞれの目線で語られるのが面白かった。

短編で読みやすいから、ちょっとした合間に読めるので忙しい人でも読めると思う。

ただ、僕なら単行本は買わない。






レビュー | 20:46:56 | トラックバック(0) | コメント(0)
1Q84 村上春樹



1Q84 BOOK 1/村上 春樹
¥1,890
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1Q84 BOOK 3/村上 春樹
¥1,995
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1Q84 BOOK 2/村上 春樹
¥1,890
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★★★☆☆


1949年にジョージ・オーウェルは、近未来小説としての『1984』を刊行した。
そして2009年、『1Q84』は逆の方向から1984年を描いた近過去小説である。
そこに描かれているのは「こうであったかもしれない」世界なのだ。
私たちが生きている現在が、「そうではなかったかもしれない」世界であるのと、ちょうど同じように。




レビュー

小説の紹介を読んでも、どんな内容なのかサッパリ想像できないんだけど、話題になったのは確かだし、丁度新刊を読んだ後だったので1Q84も読んでみたくなった。


内容は、「こうであったかもしれない世界」に入り込んだ話。

ストーリーは面白いし、展開も結末も悪くないんだけど、いかんせん間延びし過ぎ。

大体、しっかり単行本3冊分もある。

だけど、まず1冊目で退屈してくる。

2冊目は良かった。

展開も有って、この先どうなる?って3冊目に期待させられる。

で、3冊目の展開がやたらと遅い。

もう少しまとめれば単行本1冊とはいわないけど、2冊には充分まとまると思うんだけど。

端折ってはいけない重要な内容や言葉がぎっしり詰まってるっていう感じもしなかったし、心の内面、暗く淀んだ奥底の描写もさほど多くないし。


退屈してしまって読み飛ばしたからかもしれない。

じっくり読み込めば、また印象や評価は変わるかもしれない。

でも読み飛ばさせる時点で、僕の評価はそれなりなんだと思う。

正直な感想は、買わなくて良かったって事だった。






レビュー | 21:11:14 | トラックバック(0) | コメント(0)
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まとめ

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