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スロウハイツの神様(上)(下)
スロウハイツの神様(上) (講談社ノベルス)/辻村 深月
¥893
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★★★☆☆


ある快晴の日。人気作家チヨダ・コーキの小説のせいで、人が死んだ。猟奇的なファンによる、小説を模倣した大量殺人。この事件を境に筆を折ったチヨダ・コーキだったが、ある新聞記事をきっかけに見事復活を遂げる。闇の底にいた彼を救ったもの、それは『コーキの天使』と名付けられた少女からの百二十八通にも及ぶ手紙だった。事件から十年―。売れっ子脚本家・赤羽環と、その友人たちとの幸せな共同生活をスタートさせたコーキ。しかし『スロウハイツ』の日々は、謎の少女・加々美莉々亜の出現により、思わぬ方向へゆっくりと変化を始める…。

レビュー

お勧めで読みました。辻村深月の作品を読むのは初めてです。

売れっ子脚本家の環の元に集う若きクリエーターの卵たち。

トキワ荘という言葉が出てきますが、芸術とか爽やかさとか、何となく「ハチミツとクローバー」を思い浮かびました。

こういう類の人達ってもっと個性的というか、良くも悪くも普通じゃない人が多い様に思えるので、ちょっと上手過ぎる印象を受けます。

環のフィルターを通して集まった、という意味では、ある程度似通った人達が集まるのも自然かもしれませんが。

少々出来過ぎかな?とか、クリエーターとは縁遠い事もあって感情移入しにくいのですが、狩野やエンヤの性格には共感する所も多いので読みやかったです。

1つ1つのエピソードはそれなりに面白かった。



スロウハイツの神様(下) (講談社ノベルス)/辻村 深月
¥987
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★★★★☆


『スロウハイツ』二〇二号室。そこには、わたしたちの神様が住んでいる。人気作家チヨダ・コーキが暮らす『スロウハイツ』の住人たちは、平和な日々を送っていた。新たな入居者、加々美莉々亜がくるまでは―。コーキに急接近する莉々亜の存在が、不穏な空気を漂わせるなか、突如判明した驚愕の事実。赤羽環のプライドを脅かすこの事件は、どんな結末を迎えるのか…。環を中心とした『スロウハイツ』の環は、激しい衝突と優しい修復を繰り返しながら、それでもゆっくりと着実に自分たちなりの円を描いていく。未成熟な卵たちが、ここを巣立つ時とは。

レビュー

上巻は完全に伏線でした。

ある程度の展開は察しがつくものの、最終章の展開までは読めませんでした。

上巻から所々に散りばめられた伏線は、全てここに集約するんだ。なるほど。

下巻は展開も速くて意外性も有って面白かったです。

ただ、どうしても「出来過ぎ」感がぬぐえません。

クリエーターで成功する人はほんの一握りです。

みんながエンヤでも良かったんじゃないかなと思うのは意地悪過ぎるでしょうか。





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レビュー | 07:34:29 | トラックバック(0) | コメント(0)
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